ミーティングには、院長の想い、全体の方針を明確にするための「ビジョンミーティング」と、院長の想い・全体の方針を実現するための具体的な問題点や施策等を話し合うための「改善ミーティング」の大きく２種類があります。まずはビジョンミーティングを開催し、スタッフの意識を変えなければなりません。
診療に追われてミーティングの時間が取れないのですが・・・
あらかじめミーティングの予定を立てることをお勧めします。ますは月に1度、ミーティングのために日付と時間帯を決めてみてください。ミーティングを有効に活用している医院では、お昼の時間や診療後の時間をうまく活用しているところもありますが、スタッフ・組織の状態によってはマイナスとなる可能性もあります。診療を早めに切り上げて時間を確保し、診療時間中に実施すれば、院長がミーティングを重要視していることがスタッフに伝わります。ミーティングは将来に向けたアクションプランを立てることができ、医院改善のスタートとなりますので、投資の観点を持っていただき、時間を確保してください。
話し合いたい議題が多くあり、いつも中途半端になってしまいます。なぜでしょうか？
経営課題は多くあります。そのような状況で全ての課題に取り組んでしまうと、いくら時間があっても足りなくなります。人的資源・作業負荷を勘案しながら、重要度により優先順位をつけ、ミーティングで議論しましょう。
ミーティングで決めたはずなのに、気がつけばなかったことになっています。どうすればいいですか？
ミーティングで話し合ったままになっていませんか？人の記憶は薄れていきます。話すだけでなく、文章・図を使って何がどの程度進んでいるのかを管理することが大切です。
スタッフのやる気が無いのですが・・・